SIGMAが満を持してFUJIFILM Xマウントに参入!
サードパーティ製レンズが充実してきた
私自身FUJIFILMを使い始めて早くも2年が経とうとしていますが、Xマウントのサードパーティ製レンズが最近次々と出てきています。
最初の頃は純正の交換レンズのラインナップを眺めては、写りは良さそうだけど価格が…といったことが多くありましたが、サードパーティ製レンズの登場によって、選択肢が広がってありがたいですね。
特にSIGMAのレンズは、他社マウントのレビューをみても解像感の良さやコスパの良さが際立っているように思いますので、今回の参入はとても喜ばしいことです。
現在、私は中望遠域の単焦点レンズを保有しておらず、ポートレート等の撮影の幅を広げるために購入も検討していますので、これまでXマウントで登場した中望遠(35mm換算で85mm前後)レンズに関して整理・比較してみようと思います!
56mm付近のXマウント単焦点レンズ比較
今回は、XマウントのAFの効く中望遠域の単焦点レンズについて比較しました。
メーカー | FUJIFILM | FUJIFILM | Viltrox | Tokina | SIGMA |
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レンズ名 | XF56mm F1.2 R | XF50mm F2 R WR | AF 56mm F1.4 STM | atx-m 56mm F1.4 | 56mm F1.4 DC DN Contemporary |
写真 | |||||
発売日 | 2014/2/22 | 2017/2/22 | 2020/9/20 | 2021/8/6 | 2022/4/8 |
焦点距離 | 56mm | 50mm | 56mm | 56mm | 56mm |
焦点距離 (35mm換算) | 85mm | 75mm | 85mm | 85mm | 85mm |
F値 | F1.2 – F16 | F2 – F16 | F1.4 – F16 | F1.4 – F16 | F1.4 – F16 |
レンズ構成 | 8群11枚 | 7群9枚 | 9群10枚 | 9群10枚 | 6群10枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.7m | 0.39m | 0.6m | 0.6m | 0.5m |
最大撮影倍率 | 0.09倍 | 0.15倍 | 0.1倍 | 0.1倍 | 0.13倍 |
フィルター径 | 62mm | 46mm | 52mm | 52mm | 55mm |
外形寸法 (最大径×長さ) | 73.2mm × 69.7mm | 60.0mm × 59.4mm | 65.0mm × 72.0mm | 65.0mm × 72.0mm | 66.5mm × 59.8mm |
重量 | 405g | 200g | 290g | 315g | 280g |
絞りリング | あり | あり | あり | あり | なし |
手ブレ補正 | なし | なし | なし | なし | なし |
防塵防滴 | なし | あり | なし | なし | あり(簡易) |
価格 (マップカメラ;2022/2時点) | 103,527円 | 49,005円 | 45,010円 | 54,450円 | 44,550円 |
並べてみると、今回新発売されるSIGMAのレンズの「最短撮影距離の短さ」「レンズサイズ・重量のコンパクトさ」が目立ちますね!
最短撮影距離は、純正のXF50mmF2 R WRの0.39mに対して0.5mと約11cmの差、レンズサイズも最大径は6mmほど大きいものの長さはほぼXF50mmF2 R WRと同じと、コンパクトプライムシリーズに引けを取らないコンパクトさでありながら、F1.4の大口径を実現しています。
また、簡易仕様ながら、防塵防滴の仕様があることも他のサードパーティ製レンズとの違いですね。
FUJIFILMユーザとして少し気になるのは、絞りリングがないことでしょうか。絞りリングがついていれば、ぱっとみた際にF値を確認できることを便利に感じていたのですが、コマンドダイヤルでの調整が必要となります。絞りリングまでついていれば文句なしだったとは思いつつ、他社マウントと仕様を統一していることもあり、致し方ない部分ですね。
しかし、この値段でここまでのスペックのレンズを出してくるSIGMA、さすがのコスパですね。
感想
純正の質感の高さと解像感・安定感を求めるか、サードパーティ製の軽くてコストパフォーマンスのよいレンズを使用するか、これだけ充実してくるとどのレンズにするか迷います。。
実際に使用した際のAFの速度、質感等も考慮して検討をしていきたいと思います!
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